06 «  2017 / 07  » 08
 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.
キャラクター名等わざと消してない事があります。不都合があれば遠慮なくご一報ください (C)2005KOEI Co., Ltd. All rights reserved
スポンサーサイト 
 --/--/-- -- --:--:--  E d i t
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 |  -- trackback  |  -- comment  
フィクションです 
 2006/07/20 Thu 13:45:23  E d i t
今日はジャジーの作ったおはなしを書きます。

全部つくりばなしです(ノ´∀`*)

322 今日の曲はEGO-WRAPPIN-SAMBA DE ORFEU BLACK SUNDAY






危険海域を注意して航行しているつもりだったが、
ふとよそ見をしていた直後、オレンジネームに奇襲される。
こっちは軍ジベに乗ってるという油断もあったかもしれない。

さっき検索でひっかかった海賊だ。
常にソロで行動してるという噂を聞いたことがある。

「来たか!」
とSayで話しかけながら戦闘体勢をとる。

本当は、話しかける前に戦闘体勢を取るべきなんだろうが、
わたしはPKに遭遇した時、こちらが不利な状態でもそうする癖がある。

敵はアラガレ。
検索の時にLVを確認した時は、ガレアスに乗れるLVだったはずだが・・・。

(こいつ、海賊の美学を追及してるつもりか?
甘いヤツもいたもんだ・・・って、うちも人のことは言えないかw)
と苦笑いする。

敵は白兵拿捕を狙っているから、船首を向けて一直線に突っ込んでくる。
こっちとってはクリ位置のとりやすいチャンスなのだが・・・スキがありすぎる。

(ひょっとして、こいつPK慣れしてないのか?
いあ、捕捉はうまかったから慣れてないこともなかろうに)

カロネが充填を完了したので、一発お見舞いする。
当然クリティカル。耐久底のアラガレは虫の息だ。

向きも変えずに、そのまま突っ込もうとするアラガレ。

「おお??無抵抗かあ?」
「強くなったな、ジャジーw」
「はあ?」

このとき、すでに二発目を発射していた。
目の前に白旗のアラガレが浮かんでいる。

「あっけなく沈んじまったぜww」
「ばかがwwまっすぐ突っ込んでくるなよww」
「すまん、資材ないんだ。そこの港まで引っ張ってくれw」
「情けねえ海賊だなあw」
「ひさしぶりだな」
「ってか、誰だよ!?」
「・・・まぁ、無理ねえか。あんときとキャラ名違うし」
「???」
「覚えてるかな・・・****だが」
「ちょっとまって・・・もしかしてプレの頃に?」
「覚えてたかw」

---------------------------------

プレのカナリア沖。
まだ危険海域を通る人も少なかった頃だ。
パウンドケーキを作ろうと材料を買いに行く途中のわたしは、NPCに絡まれて沈んでいた。
商人のわたしは浮き輪さえ持っていなかった。
途方にくれているところに、一隻の船が通りかかった。

「すみません。助けてください;;」
「いいですよ^^」
「ありがとうございます!」

それは、わたしの船よりはるかに大きな戦闘用の船で、安心すると同時に心強かった。
ラスパルマスについた時、お礼にと持っていたパウンドケーキを全部あげた。

「こんなにもらえないですよ」
「いえ、感謝の気持ちです。他に何もいいもの持ってないんで;;」
「じゃあ、ありがたくいただきます」
「はい、ぜひ!」
「ところで・・・」
「はい?」
「人物情報見てますか?」
「は?」
「俺の人物情報見るといいですよw」
「・・・!PKさんですか!?」
「はい、海賊やってます。危険海域では気をつけてくださいね」
「はい><」
「では、俺はこれで。パウンドケーキありがとう」
「いえ、こちらこそありがとうございました!」
「無事な航海を祈ります^^」
「またどこかで~ノシ」
「海賊とはどこかでも会わないほうがいいですよw」
「親切な海賊さんなら、また会ってもいいです」
「今度は親切じゃないかもしれませんよ?」
「(((((´;ω;)))))ガクガクブルブル」
「ではw」
「はい^^」

--------------------------------

それから、しばらくは彼の名前を覚えていたが、会うこともなかったし、いつしか忘れていたのだ。

「なつかしいね!」
「だろw」
「(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン」
「カナリア沖でNPCに襲われてピーピー泣いてたジャジーが軍ジベで俺沈めたかw」
「さっきのは、わざと沈められたくせにw」
「気のせいだろw」


彼が話すには、メインキャラは名前が気に入らなかったらしい。
(まあ確かに変な名前だった)
あの後すぐにキャラデリして海事キャラを育てなおしたそうだ。
どうりで見かけなかったはずだ。
彼はこっちを知ってるから、時々見かけては成長してるな、とか思ってたらしい。
こっちはプレの時のキャラは見かけないが、今話してる有名海賊なら時々見かけていた。

「見かけてんなら、声かけろや!」
「PKの知り合いなんざ、いねえほうがいいと思って」
「関係ないだろ」
「俺の美学ちゅうもんがあんのよ」
「そういえば、なんでガレアス乗らないのさ?」
「誰かさんが、いまだに戦列のらねえからな」
「誰かさんて誰?」
「鈍いな・・・」
「うちか!」
「なんで海事あげ休んでんだ?」
「うーん・・・いろいろあってなあ・・・」
「そうか」
「うん」
「おっとジャジーに会ったら、渡そうと思ってたもんがあってな」
「(・_・o)ン? (o・_・)ン? (o・_・o)ン?」
「ほれ、プレんときにもらったやつ」

トレード画面にパウンドケーキが200個。

「ちょwww腐ってるだろ、これww」
「あほか、さすがにあん時のじゃねえよww」
「もしかして・・・いつも持ち歩いてんの?」
「常備してますw」
「いまどきパウンドケーキかよ」
「バカにすんなよ、手作りなんだぞ」
「なぬ」
「最近調理とったのよ」
「おお~。そりゃまたなんで?」
「お返しは手作りがいいだろ?」
「プレのお返しにってか??」
「んむ」
「律儀すぎだろ;;」
「性格だからしゃーねぇべ」
「ありがと><」

久しぶりの再会がうれしかった。
そして、お互いにプレの頃のことを思い出すのはなつかしくもあったし、すこし照れくさくもあった。しばらく、プレの頃は自分たちがいかに無知でひ弱だったかの話に花が咲いていた。

突然彼が言った。

「俺さ、しばらくDOLできねーのよ」
「なに、さらっと重要な事言ってんの!?」
「まあリアルの事情でってやつだ」
「戻ってくるかい?」
「誰かさんが戦列乗れるようになったら、戻ってくるかもな」
「じゃあ世界のPK被害者のために、うち戦列乗るのやめるかな」
「つめてえな~」
「まあ、ぼちぼちがんばるよ」
「がんばるなよww」
「どっちだよ!w」

しばらく沈黙が続いた。

「ま、パウンドケーキも渡せたし!」
「うん・・・ありがとねマジで」
「ここで落ちるぜ!」
「うん」
「じゃあ、今度俺に会うときは戦列乗ってるジャジーでよろしくww」
「おけ。ガレアス乗って奇襲に来てちょw」
「では、またどこかで!!」
「また(´∀`)ノシ」
「無事な航海を祈ります^^」

そう言うと、目の前の彼は消えた。
最後までどちらもが「寂しくなるね」という言葉を言えなかった。
またどこかで!


スポンサーサイト

テーマ:大航海時代Online - ジャンル:オンラインゲーム

コメント
この記事へのコメント
なんだってまたこんな地味にリアルな作り話を作ったんだ!いいはなしじゃねえかバカヤロコノヤロめー
2006/07/20 Thu 16:47:18
URL | merry #-[ 編集 ]
外は大雨ですが、心に潤いが不足しているので、作ってみました。
この地味なリアルさが、ノンフィクションのような雰囲気をかもし出しているでしょう?
このようにして、マスコミは嘘を、さも事実のように作り上げていくのですね。
(ΦωΦ)ふふふ・・・・
2006/07/20 Thu 17:45:39
URL | ジャジー #-[ 編集 ]
すごくリアリティがあって、途中で前置きのことを忘れてじんわりしちゃいました…(´・ω・`)
ちなみに私のプレ時代の友達は1人もいなくなってます。
そいつらが何かの拍子に私のキャラ名でググってくれないかと思い、ブログを書いたりなんかしています。
頑張ろう、と思いました。まる。
2006/07/20 Thu 20:44:51
URL | Cielazul #sLDFZvLk[ 編集 ]
うるうる。
いいはなしだな。
またきっと会えるよ^^
2006/07/20 Thu 22:08:54
URL | うずまき #-[ 編集 ]
>シェラちゃん
MMORPGは刹那的な出会いとふれあいと別れの連続で成り立っていて、瞬間瞬間に深い繋がりを感じることもあれば、次の瞬間には別れを想定しなくてはならない場面にもなり、個々の心の中に大小のドラマを生んでいきますね。
DOLはスパンの長いゲームでもあるし、生産・冒険・海事が絡んで成り立っているゲームなので、中の人の性格がそのまま出てくる気がします。そんな中で、気の合うフレと出会える事が何よりの宝物になっていきますよね。
ほぼチャットだけのお付き合いとはいうものの、気の合ったフレとの別れは切ないものです。
DOLを去っていったフレ達が、ふと思い出してググってくれて、ここやシェラちゃんちを見つけてくれたら・・・
その時、うちはそんなフレ達を安心させるような、元気なエログを書いていられたらいいなあ、と思いました。
2006/07/21 Fri 00:54:30
URL | ジャジー #-[ 編集 ]
>うずまきちゃん
プレの頃、初めて白旗になって沈んでいたとき、とある軍人さんに救助してもらいました。
別れ際に「貴殿の安全な航海を祈る!」と軍人らしく言ったのがかっこよくて、それから街で会うたびに敬礼してました。

ある日、その彼がオレンジネームになっていて、晒し板でも晒されていたときは驚きましたが、海事を続けてる姿に安心したりもしました。

いつの日からか、お見かけしなくなり、DOLを引退したのかなあ、なんて思っています。
プレのときに救助された以外は、話したことも無く、2度と会えないかもしれないけど、そんな思い出を脚色して、お話を書いてみました。
2006/07/21 Fri 01:03:26
URL | ジャジー #-[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://jazzys.blog70.fc2.com/tb.php/46-d4ea742e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。